SNSやWebをひらけば、誰かのアイデアや実体験をもとにしたデータや仕事術などが、夏の日差しのごとく目に差し込む時代です。
「これは価格以上の価値がある」だとか、「無料で拾えるでしょうそんな情報!」だとか、そんなの一切無視しても言いたい。
情報収集というより、
初売りワゴンセール状態じゃで。
あらかじめお伝えしておきたいのですが別に情報商材があかんとか、コンサルがどうとか、そういう話じゃなくて、情報収集についての話です。(小心者・・・)
初売りワゴンセールで自分に似合う服を買える確率
ほら、初売りワゴンセールって時間との勝負じゃないですか。ダーっと押し寄せる人混みのなかで、いち早く「お得そう」をキャッチしなければならない。
その雰囲気はまるで戦ですよ、本当に。楽天の早ポチも戦です。
しかし、みんなが「こっちだ!」「あっちだ!」と取り合っている状態のなかでは正常な判断ができません。せっかく安く買えた服、体を張ったお得商品。結局、自分に似合う服ではなかったりするんですよね。
なぜなら、初売りワゴンセールの基準は「自分に似合うか」ではなく「いかに早くお得な何かをゲットできるか」だから。私もセール好きなので、好きですけどね。あの雰囲気が。
SNSもそれと同じで、無料であれ有料であれ、情報のワゴンセール化が始まります。
以前、noteさんからメールで部数煽りに該当するかもとご指摘受けたことがあるんですが、(ちゃんと修正したよ!)部数制限があったとしても、SNSでそれを発信すると、部数煽りの「ワゴンセール」みたいなマーケティングになるからだなぁと反省しました。
たぶん、今のSNSって情報のワゴンセールで、高いとか、安いとか、無料とか、そんな基準はさておき、「自分に似合うかわからない」のに、手にとってしまいがちなんですよ。
誰かの口コミも、データも、たしかにエビデンスではあるけれど、何かを選ぶときに、そもそも自分に似合っているのかな?という軸を忘れちゃうこともあります。
初売りワゴンセールで自分に似合う服を選べる確率って、何%くらいなんでしょね。
自分のタメになる、情報収集で大切なこと。
これはライティングのお仕事で意識している部分ですが。
しっかり書く、しっかり作る、しっかり学ぶための「情報収集で大切なこと」は以下3点。
- 収集する目的から逆算して「定める」
- 情報源に選んだ理由を伝えられる
- 未来ではなく、今必要なものから
なんのために、その情報を得るの?
大前提として何の目的で情報を得ているのか、目的から逆算をして「定めましょう」。なんとなく稼ぎたいんだよなぁとブレインを徘徊すると余裕で10万円くらい使いたくなるんですよ・・・。わかります。
だから、SNSを暇つぶしで開くときと、何かを探したくて開くときのボーダーラインがわかっていた方がいいです。
数ある情報のなかで、それを選んだ理由って?
また、情報源として選んだ理由を的確に伝えられるかも重要なポイントになります。
そこを振り返ると、この本なんで買ったの?と考えたとき「なんとなく、買ってみたくて買ってみた!」が8割くらいです。なのでキンドル読み放題に加入しました。→★
で、今、いるんか?
そして、その情報、今、使いますか?
・・・
・・
・
使わへんねん。
なんですよね。何がいいたいかというと、私も取捨選択ができないので、頭がぱんぱんになりがちです。今日もすでに5000文字くらい書いています。タイピングやめたいけど、本を読んだりしたら、即何かにするっていうルールを設けているので、まじでしんどい。もう嫌だ。
まとめ|SNSの有益情報の定義って、なんなんやろか。
私もね、有益な情報ですね!ありがとうございます。と言われると、めっちゃ嬉しいんですよ。謙遜の余地はありませんが、えへへ、そうかな?そうだよねと自分で納得しちゃいますが。情報通なのに現場に出るとイマイチ・・・となると恥ずかしいので、イマイチなときはおっしゃってくださいね。
情報を持っていたもの勝ち!な瞬間も、たしかにあります。でも、活用するための情報に溺れてしまうと本末転倒なんですよ。
ということで、2008年に販売された、F906iのコンセプトが、わかるわぁでしたとさ。
高機能化が進み、端末内データが日々増える一方の携帯電話。膨大なデータの中から“必要なものをすぐ見つけられる”というアプローチで開発されたのが、富士通製のヨコモーションケータイ「F906i」だ。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0805/27/news051.html